【専門家がやさしく解説】パーキンソン病のリスクを高める?5つの生活習慣と今日からできる対策

パーキンソン病のリスクを高める?5つの生活習慣

なんだか最近、母の体の動きがぎこちない。

父の動作が、前よりゆっくりになった気がする。

もしかしたら、そんな不安を感じて、この記事にたどり着いたのかもしれませんね。

パーキンソン病は、決して特別な病気ではありません。

そして、私たちの毎日の生活スタイルが、その発症リスクに影響を与える可能性が分かってきています。

こんにちは。ご自宅で本格的なケアを行う、訪問鍼灸マッサージ「サクラソウ鍼灸院」院長の川端です。

私たちは、国家資格を持つ体と心の専門家として、パーキンソン病の症状でお悩みの方々をご自宅でサポートしています。

この記事では、多くの患者様と向き合ってきた専門家の視点から、

  • パーキンソン病のリスクにつながるかもしれない生活習慣
  • 今日からご自宅で始められる具体的な対策
  • つらい症状を和らげるために、私たち専門家がお手伝いできること

について、どこよりも分かりやすく、心を込めて解説します。

そもそも「パーキンソン病」って、どんな病気?

まずは基本からご説明しますね。 私たちの脳の中には、体をスムーズに動かすための「ドパミン」という物質があります。これは、脳からの「動け!」という指令を、体の筋肉へ正確に届けてくれる、いわば「脳の指令を運ぶメッセンジャー」のような存在です。

パーキンソン病は、このドパミンを作る脳の細胞が減ってしまうことで指令がうまく伝わらなくなり、体に様々な「動きにくさ」が現れる病気です。

特に代表的なのが、以下の「4つのサイン」です。

パーキンソン病の4つのサイン

  • 振戦(ふるえ): テレビを見ている時など、リラックスしているのに手足がふるえる。
  • 固縮(こわばり): 筋肉が硬くなり、着替えなどで腕を動かす時にロボットのようにギクシャクする。
  • 無動(動きが遅くなる): 動作が全体的にゆっくり・小さくなる。「よっこいしょ」と一歩目を踏み出すのが大変になる。
  • 姿勢の不安定さ: バランスが取りにくくなり、少し押されただけでも体勢を立て直せず、転びやすくなる。

これらの他にも、頑固な便秘やぐっすり眠れない、気分が落ち込むなど、心と体に様々な影響が出ることがあります。

要注意!パーキンソン病のリスクを高めるかもしれない「5つの生活習慣」

現時点で「これが絶対的な原因だ」というものは特定されていません。

しかし、世界中の研究から、次のような生活習慣が、発症の引き金の一つになるのではないか、と考えられています。

1. 「動かない」が当たり前になっている(運動不足)

体を動かさないと、全身の血の巡りが滞りがちに。

特に、脳への血流が不足すると、脳の神経細胞は栄養や酸素が足りず、元気を失ってしまいます。

運動は、脳の元気の源であるドパミンの分泌を促す効果も期待されています。

《今日からできる対策》

まずは「ながら運動」から。テレビを見ながらその場で足踏み、歯磨きをしながらかかとの上げ下げなど、生活のついでに体を動かす意識を持つだけでも大きな一歩です。

2. 食生活が偏っている

私たちの体は、食べたもので作られています。

細胞をサビつかせ、老化を進める現象を「酸化」といいますが、この体のサビを防いでくれるのが、野菜や果物が持つ「抗酸化パワー」です。

逆に、脂っこい食事は神経細胞にダメージを与える可能性が指摘されています。

《今日からできる対策》

いつもの食事に、一品だけ色の濃い野菜(トマト、ブロッコリー、ほうれん草など)をプラスしてみましょう。

お味噌汁の具を増やすだけでも立派な改善です。

3. 長い間ストレスを感じている

強いストレスが続くと、体は常に「戦闘モード」になり、心も体も休まりません。

この緊張状態は自律神経のバランスを乱し、脳の神経細胞を疲れさせてしまいます。

《今日からできる対策》

一日5分でも良いので、意識的に「何もしない時間」を作ってみませんか?温かいお茶を飲む、好きな音楽を聴くなど、心からリラックスできる時間を持つことが大切です。

4. 頑固な便秘を放置している

「お腹の不調と脳は関係あるの?」と驚かれるかもしれませんね。

しかし近年、「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」といって、腸内環境が脳の健康に深く関わっていることは、もはや常識です。
実は、パーキンソン病と診断された方の多くが、運動症状が出る何年も前から、頑固な便秘に悩んでいたという報告があります。

腸内環境の悪化が、病気のサインとなっている可能性があるのです。

《今日からできる対策》

朝起きたら、まずコップ一杯のお水を飲む習慣から始めてみましょう。腸が刺激され、動き出すきっかけになります。

5. 睡眠の質が良くない

睡眠は、ただ体を休めるだけではありません。

脳にとっては、日中に溜まった「脳のゴミ(老廃物)」を大掃除する、大切なメンテナンスタイムです。
睡眠が足りなかったり、眠りが浅かったりすると、このお掃除が追いつかず、脳に良くないものが溜まってしまうと考えられています。

《今日からできる対策》

寝る1時間前からは、スマートフォンやテレビの明るい光を避けてみましょう。部屋を少し暗くして、脳を「おやすみモード」に切り替えてあげることが、質の良い眠りにつながります。

【専門家コラム】東洋医学の視点から見ると?

私たち鍼灸師は、これらの生活習慣を少し違う角度からも見ています。

東洋医学では、

生命エネルギーを「気(き)」
全身に栄養を運ぶ血液などを
「血(けつ)」


と呼びます。パーキンソン病に見られるような症状は、この「気」と「血」の巡りが滞ることが大きな原因と考えるのです。

  • 運動不足やストレスは、「気」の流れを邪魔し、体の緊張やこわばりを生みます。
  • 食生活の乱れや便秘は、栄養豊かな「血」を生み出す胃腸の力を弱めたり、巡りを悪くしたりします。

一つ一つの生活習慣が、「気」と「血」という体を支える土台のバランスを崩し、様々な不調を引き起こしているのです。

つらい症状、一人で抱えていませんか?「サクラソウ鍼灸院」がお役に立てること

生活習慣が大切なのは分かったけど、体が思うように動かなくて…

一人で運動や食事管理を続けるのは、正直しんどい…

そう感じていらっしゃるなら、どうかご安心ください。

セルフケアはもちろん大切ですが、専門家のサポートを上手に利用することで、心と体の負担は大きく減らせます。

私たちサクラソウ鍼灸院は、お体がつらくて外出が難しい方のために、国家資格を持つ専門家がご自宅まで伺う「訪問鍼灸マッサージ」を行っています。

<具体的には、こんなサポートができます>

マッサージ

こわばって硬くなった筋肉を、優しく丁寧にほぐします。関節が動かしやすくなるだけでなく、痛みを和らげる効果も期待できます。ご家族様が介助する際のポイントなどもお伝えできます。


鍼。お灸

手足や体のツボを心地よく刺激し、全身の「気」と「血」の巡りを整えます。筋肉の緊張を和らげ、自律神経のバランスを整えることで、便秘や不眠といったお悩みにもアプローチします。


リハビリ・運動機能

ご自宅で安全にできる、関節運動やストレッチ、転倒を防ぐためのバランストレーニングなどを、あなたのお体の状態に合わせてオーダーメイドでご提案します。

<訪問だからこその3つの安心>

  1. 通院の負担がありません: ご自宅という最もリラックスできる環境で、安心して施術を受けられます。
  2. あなただけのケアプラン: いつもの生活空間で体を拝見することで、より現実に即した的確なアドバイスが可能です。
  3. 医療保険が使えます: 医師の同意書があれば、介護保険ではなく医療保険が適用されます。経済的なご負担を抑えながら、継続的なケアが受けられます。

まとめ:希望を持って、今日から一歩を踏み出しましょう

パーキンソン病のリスクとなる生活習慣をご紹介しましたが、当てはまるからといって、過度に心配しすぎる必要はありません。

何よりも大切なのは、

ご自身の体の声に耳を傾け、
「今日からできること」を、ほんの少しでも始めてみること

です。

そして、決して一人で悩みを抱え込まないでください。

①ご自身の前向きな気持ち
②私どものような専門家のサポート

この二つが合わされば、つらい症状を和らげ、あなたらしい穏やかな毎日を取り戻すことは十分に可能です。

サクラソウ鍼灸院は、お一人お一人の心と体に寄り添い、あなたらしい生活を送るためのお手伝いをさせていただきます。

まずは話だけでも聞いてみたい

うちの場合は、保険が使えるの?

どんな些細なことでも構いません。あなたの不安を、まずはお気軽にお聞かせください。

 

🌱 訪問鍼灸マッサージのご相談・お問合せはこちらから
📞 お電話:080-8710-8741

お問い合わせはこちら

 

この記事を書いた人

サクラソウ鍼灸医院院長 川端明生
鍼灸師・あんまマッサージ師。 治療歴20年、訪問リハビリ歴10年以上。歩行リハビリの専門家として、数多くの方に「もう一度自分の足で歩ける喜び」を届けてきた確かな技術を誇る鍼灸マッサージ師。治療家が安心して働ける環境づくりにも力を注いでいる。
プロフィール詳細

 

当院では、一緒に地域を支える訪問鍼灸マッサージ師さんを募集しています。興味のある方は、ぜひこちらから採用情報をご覧ください。