ご家族の介護に真摯に向き合う中で、このような悩みを抱えていらっしゃる方は、本当に多いのではないでしょうか。とくに、離れて暮らすご両親のこととなると、その心配はひとしおのことと思います。
この記事は、まさに今、そんなお悩みを解消するために書きました。
先に、一番大切な結論からお伝えします。
訪問マッサージに、介護保険は使えません。したがって「併用」はできません。
そう思われたかもしれません。でも、どうかご安心ください。 実は、介護保険を使わないことこそが、訪問マッサージの最大のメリットであり、多くの方に選ばれている理由なのです。
この記事を最後までお読みいただければ、
・なぜ訪問マッサージに介護保険が使えないのか、その明確な理由
・「介護保険の点数を気にしなくていい」という、最大のメリットの本当の意味
・驚くほど少ない自己負担で利用できる、費用の仕組み
・要介護認定を受けていない方でも利用できるという事実
・今日からできる、具体的なはじめの一歩
これらすべてが、スッキリとご理解いただけます。 お母様のつらい痛みを和らげるための、新しい選択肢。ぜひ、一緒に見ていきましょう。
Contents
そもそも、なぜ?「訪問マッサージ」と「介護保険」の関係
多くの方が「訪問マッサージ」と「訪問リハビリテーション」を混同してしまっていますが、この2つは全く異なるサービスです。それぞれの目的や担当する専門家、そして適用される保険が違うため、この違いを理解することが大切です。
| 項目 | 訪問マッサージ | 訪問リハビリテーション |
| 主な目的 | 症状の緩和・改善 ・痛みの軽減 ・血行促進によるむくみの改善 ・関節の動きを滑らかにする(拘縮予防・改善) ・筋力の維持・向上 ・リラックス効果 |
機能の回復・維持 ・起き上がる、座る、立つ、歩くなどの基本動作訓練 ・食事や着替え、トイレなどの日常生活動作(ADL)訓練 ・福祉用具の選定や住宅改修のアドバイス |
| 担当する専門家 | あん摩マッサージ指圧師(国家資格) | 理学療法士(PT) 作業療法士(OT) 言語聴覚士(ST)(いずれも国家資格) |
| 適用される保険 | 医療保険 | 介護保険 |
簡単にお伝えすると、
・訪問リハビリ(介護保険)
病気や怪我で失われた「機能を取り戻す」ための訓練(リハビリ)
・訪問マッサージ(医療保険)
麻痺や関節の固まりによって生じている「つらい症状を和らげる」ための施術(マッサージ)
と、その役割が明確に分かれています。
お母様が
と訴えていらっしゃるなら、それはまさしく、あん摩マッサージ指圧師による「訪問マッサージ」が得意とする分野です。
そして、訪問マッサージは「医療行為」の一環として位置づけられているため、医療保険が適用されるのです。これが、介護保険と「併用」できない理由です。
そうご理解いただけたかと思います。
では、ここからが本題です。なぜ、医療保険を使うことが「最大のメリット」になるのでしょうか。
最大のメリット!「介護保険の点数」を一切気にしなくていい
ご家族の介護をされている方なら、一度は「介護保険の点数(単位数)」という言葉に頭を悩ませたことがあるのではないでしょうか。
介護保険の「支給限度額」という壁
ご存知の通り、介護保険のサービスは、要介護度(要支援1・2、要介護1~5)に応じて、1ヶ月に利用できる上限金額(支給限度額基準額)が決められています。この上限は「単位」という言葉で管理されていますね。
例えば、お母様が「要介護3」だとすると、1ヶ月に使えるのは「27,048単位」まで、といった具合です。 この決められた単位数の枠の中で、
というように、ケアマネジャーさんと相談しながら、パズルのようにサービスを組み合わせていきます。
もし、お母様の状態が悪化して、
と考えたとします。しかし、既に限度額ギリギリまでサービスを利用していたらどうなるでしょうか。
ケアマネジャーさんから、このように言われてしまうかもしれません。 ご本人にとって必要なサービスを追加したいのに、上限があるために、何かを諦めなくてはならない…。
これが、介護保険を利用する上での大きな「壁」であり、ご家族の悩みの種でもあるのです。
訪問マッサージが、その「壁」を打ち破ります
ここで、思い出してください。 訪問マッサージは、医療保険を使うサービスでしたね。
これはつまり、訪問マッサージをどれだけ利用しても、介護保険の支給限度額(単位数)には1単位も影響しない、ということです。
・今、デイサービスや訪問介護を限度額いっぱいに使っていても、全く問題ありません。
・他の介護サービスを何か一つでも削る必要は、一切ありません。
・介護保険の枠とは完全に切り離して、「お母様の痛みを和らげる」という目的のためだけに、純粋なプラスアルファとして、サービスを追加することができるのです。
そんな八方ふさがりのような状況に、新しい道を切り拓いてくれるのが、医療保険で受ける訪問マッサージなのです。
介護計画のパズルに頭を悩ませることなく、純粋に「ご本人のために」追加できるケア。これこそが、訪問マッサージが「介護保険を使わない」ことによる、最大のメリットと言えるでしょう。
メリット2「要介護認定」受けていなくても利用できる
訪問マッサージのメリットはこれだけではありません。
「医療保険を使う」ということは、そもそも「介護保険の認定を受けているかどうか」は、利用の必須条件ではないということです。
介護保険サービスは要介護・要支援の認定を受けていることが大前提ですが、訪問マッサージは違います。
利用の条件はたった一つ。
「医師が、訪問によるマッサージが必要だと認めること」
これだけです。
ですから、例えば以下のような方も、訪問マッサージの対象となります。
・まだ要介護認定は受けていないが、病気や怪我の後遺症で歩行が困難な方 (例:パーキンソン病、脳梗塞後遺症、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症など)
・「要支援」の認定を受けている方
・今は元気だが、将来のために寝たきりを予防したいと考えている方
・介護保険の申請中だが、結果が出るまでの間にも体のケアを始めたい方
・末期がんで、ご自宅での緩和ケアを希望されている方
といった区分は関係ありません。 「歩いて治療院に通うのが難しい」という状態であり、医師がその症状に対して「マッサージが有効だ」と判断すれば、誰でも医療保険を使って訪問マッサージを受けることができるのです。
介護の枠組みにとらわれず、より多くの「助けてほしい」という声に応えられる。これも、医療保険ならではの強みです。
気になる費用は?
訪問マッサージは医療保険が適用されるため、自己負担はごくわずかです。
・75歳以上の方(後期高齢者医療制度):原則1割負担
・70歳~74歳の方:原則 2割負担
・70歳未満の方:3割負担
例えば、1割負担の方なら、1回あたり400円〜600円程度で利用できます。週に2回利用しても、1ヶ月の自己負担額は2,400円〜4,800円ほどです。
さらに!各種助成制度が使える場合も
お住まいの市区町村によっては、
「重度心身障害者医療費助成制度(障がい者手帳1・2級など)」
や
「ひとり親家庭等医療費助成制度」
といった、各種医療費助成制度の対象となる場合があります。
もし、これらの制度が適用されれば、窓口での自己負担がさらに軽減されたり、後から払い戻されたりします。該当する可能性のある方は、ぜひ一度、お住まいの市区町村の担当窓口や、相談する訪問マッサージ治療院に確認してみてください。
★例)大阪府で医療証をお持ちの場合⇒月額の自己負担額上限は3,000円です。
利用開始までの具体的な4ステップ
では、実際に利用を開始するまでの流れを見ていきましょう。
step
1無料体験を申し込む
step
2医師から「同意書」をもらう
step
3訪問日時を決める
step
4訪問マッサージ開始
まとめ ~ご家族の笑顔のために、今日からできること~
もう一度、この記事の最も大切なポイントを振り返ってみましょう。
・訪問マッサージは「医療保険」を使うサービスです。
・「介護保険の点数(支給限度額)」を一切気にすることなく、現在の介護サービスに純粋なプラスアルファとして利用できます。
・利用条件は医師の同意のみ。「要介護認定」は必須ではありません。
・費用は1回あたり数百円からと、経済的な負担も非常に少ないです。
そう言って、お母様のつらい痛みを、これ以上我慢する必要はありません。 制度の壁を乗り越え、ご家族の
という優しい気持ちに、まっすぐ応えてくれる選択肢が、ここにあります。
ベッドの上で痛みに顔をしかめる時間が、少しでも安らぎの時間に変わるように。 つらい症状が和らぐことで、ご本人に笑顔が戻り、ご家族との会話が増えるように。
訪問マッサージは、単に体をほぐすだけではありません。ご本人の心に寄り添い、生活の質(QOL)そのものを向上させる、温かい医療です。
まずはじめの一歩として、「無料体験」をお試しになってみてください。
お気軽にお電話いただければと思います。
我々は、いつでもあなたの悩みに真摯に向き合わせていただいております。
お母様の、そしてあなた自身の、心からの笑顔のために。
ぜひお気軽に、まずは無料体験をお申込みになってみてください。
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📞 お電話:080-8710-8741
この記事を書いた人
鍼灸師・あんまマッサージ師。 治療歴20年、訪問リハビリ歴10年以上。歩行リハビリの専門家として、数多くの方に「もう一度自分の足で歩ける喜び」を届けてきた確かな技術を誇る鍼灸マッサージ師。自身の過酷な労働環境での経験を原動力に、治療家が安心して働ける環境づくりにも力を注いでいる。
当院では、一緒に地域を支える訪問鍼灸マッサージ師さんを募集しています。興味のある方は、ぜひこちらから採用情報をご覧ください。
